苦手をつぶす
受験勉強をしているとき,
・苦手な問題を探して
・発見した苦手を克服する
という作業を続けてたと思う.
例えば単語だったら,知らない単語を単語帳や文章を読んでいる中で見つけて,それを暗記するために単語カードを作るとか工夫してた.
理系科目も問題をたくさん解いて,解き方を知らない問題とか解き方は知っているのに気づかなかったような問題を探しては,理解するために練習してた.
こんな経験から苦手なものを見つけて,それを克服するというプロセスが身に付いているかもしれないなあと思う.
だって,たしかに大学入学から今まで振り返ってみれば,自分の苦手だな,弱いなと思う能力については,ある程度努力してきた.
高校生のときには勉強が足りなかった.だから大学では勉強したし,そこでガリ勉すぎるなと思ったら,スポーツしたし,一人での行動が多すぎると思ったら,仲間とスポーツするようになったり....
ある程度,苦手を見つけて,つぶすように生きてきたきがする.でも,何か一つ極める.尖るっていうことをあまりやってこなかったのかもしれない.
それは周りのみんなも同じなのだろうか.(こんなことを考えるのは周りを気にし過ぎ?)
博士課程はまさにその尖らせるという作業をする場所なのかな.
そうだ.受験のときも一科目だけ,数学だけめっちゃできて,他ぼろぼろなやつは尊敬されていたなあ.そういう人は受験では万能タイプに勝つ事は難しかったけど,人生においては非常に有利なのか?
なーんか,器用貧乏で,尖ったものがない自分.
なにか尖らせたい.
家庭教師をしていて,生徒に「苦手な問題を見つけて,それをつぶすのが重要だ」と話したことを思い出して,今の自分をみるとまさにそれだけでは足りないな,と思った話でした.