遊びがビジネスになる

今後,日本はどうなるのだろう,世界はどうなっていくのだろう,そういうことを考えるのが好きだった.

 

最近だと,アルファ碁が李九段に勝利したというニュースを聞いて,ロボットや人工知能が今後,発達したら世の中はどうなるんだろうかと考えてた.

 

車の運転が自動化されれば,渋滞などはほとんど起こらなくなるだろう.人工知能によって最適なルートや加速,減速などを実現してくれるだろう.車酔いなんて言葉は消えてしまうだろうな.

 

他にも人や車の流れのデータがリアルタイムに集計されて,最適なタイミングで信号の青赤が切り替わるようになったりすることで,都内での信号待ちもずっと少なくなるだろう.

 

なににせよ,今よりもさらに便利な世の中になって,それに伴って大量の時間の節約となるはずだ.

同時に今ある仕事のうちのいくつかはなくなってしまうかもしれない.

 

例えば,車で言えば,目的地には今よりもずっと早く到着するようになるだろうし,運転は自分でやらなくていい.タクシー運転手なんかはいらなくなってしまうかもしれない.

 

つまり,今よりも有効に使える時間が増えて,かつ人間がやならければいけない仕事も減るのだとしたら,人間の仕事以外に使える時間というものが,今より増えることになる.

 

このときに,増えた時間というものをみんなは何に使うんだろうなと考えると,やっぱり趣味なんじゃないかと思う.

 

そりゃあ,もっと世の中をよくするためにがんばる人もいるんだろうけど,割合でいったら,遊ぶ人が圧倒的に多いはずだし,世の中のためにがんばって働く人も今より遊べるようになるかもしれない.

 

そう考えると,近い将来,今よりも娯楽というものに使う時間が増えるはずでビジネスになるはずだ!

 

と,こんなことを,知り合いのなんでも知っている教授に話したところ,その教授は,時間が余ったら戦争が起こると思うとおっしゃっていた.

 

さて,どうだろうか.