サーフィン初心者のための2ステップモデル
初心者にサーフィンを教えるときに,2ステップモデルを使ってます.
今日はその2ステップモデルを紹介します.
そもそも2ステップモデルなんて聞き慣れない言葉だと思いますが,物理学の研究ではよく使われる概念(言葉)です.
その精神は,「一度に考えると複雑だから,(時間スケールや空間スケールごとに)分けて考えよう」というものです.
もっとわかりにくくなったかもしれません.
とにかく,いきなりサーフボードに立とうとする人が多すぎて,上達しないっていうのを良く見かけます.
そういうときは,サーフボードの上に立つというプロセスを分解して理解するといいです.
分解すると,
0. いい波を見極め,タイミングよくパドルを始める.(ここは最初はうまい人に教わるとよいでしょう.)
1. サーフボードが波に押されて,走り始める
2. 波に押されて安定したボードの上で立ち上がる.
となります.
1を飛ばして,すぐに立とうとして,波に置いて行かれてしまう.そんな経験ありませんか?
そういうときは,2ステップモデルですよ!
ちなみに,ボードの上に立つと書いてますが,サーフィンに立つという動作はありません.構えるのです.(プロサーファーの方に教えていただいたお言葉をお借りしました.)