スーパー優秀な同期(博士課程学生)

2016/11/10

 

海外のある研究所で三ヶ月間研究してきた同期が,その内容を1.5hくらいで説明してくれた.

 

・実験の量

・実験の精度

・実験結果の解釈と整理の仕方

いずれも抜きんでていた.

とくに実験結果の整理の方法は彼オリジナルのもので,この業界の常識を覆すようなものになりそうだ.

 

細かい話は,外に漏らしてはいけないのでここには書けないけれど,簡単にいうと,彼の仕事は大量のデータを整理する際に用いるパラメーター(グラフの軸)を従来の慣習的に用いられていたものから,物理的に意味のあるパラメーターに変えると,ある法則性が見えるという主張であった.しかも従来のパラメーターから,彼の考案したパラメーターへの変換はエクセルでできるほど簡単な変換だ.

これは完全にオリジナルな研究で,まさに理想の博士課程の生徒だ.

今までの常識を覆すような考えを創造している.

 

将来は,非常に優れた教授になるんだろう.

ひさしぶりに研究者というものが,とてもかっこいい職業に見えて感動した.

 

そんな感動を与える事ができる同期に出会えてよかった.