仕事日記(20161027)

最近の研究を進めて行く気力の低さと言ったら,悲しいものだ.

なんとかして,エネルギッシュに行動していきたいものだけど,サーフィンへの情熱と反比例して,どんどん下がって行く.これではいけないということで,日記でも書いてみよう.サーフィン日記かいているんだから,仕事日記も書かないと不公平だ!

 

 

本読みで,非線形媒質中を伝播するパルスを学んだ.

 

双極子の三次の非線形分極を考慮すると

(二次の分極は無視.中心対称性のある媒質では,二次の分極は打ち消される.)

 

屈折率は,

n=n_0+n_2 E^2

のように,電場の二乗に比例する項が付け加わる.電場の二乗は強度(に比例)なので,屈折率が強度に比例するということになる.

 

このような媒質中をパルスが伝搬すると,パルスの中心では強度が高く,屈折率が大きくなり,すそでは屈折率が低いこととなる.つまり,パルスの場所ごとに,位相の進み方が異なる.これによってパルス形状が変化することになる.

 

この現象を,自己位相変調と呼ぶ.